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在宅医療の費用はいくら必要?金額の目安と始めるのに必要な手続き

[2025.10.31]

病院に通うのが難しくなったときや、自宅で診察やケアを受けたいと考えるときに選ばれるのが在宅医療です。
川崎市宮前区は市内でも人口が多く、病院も充実しています。
しかし、家から病院までの移動が負担になってしまう方もいるでしょう。

そこで本記事では、「在宅医療の費用はどれくらいかかるのか」「どのような手続きが必要なのか」といった疑問を解説します。
この記事を読むことで在宅医療の基本からメリット・デメリット、費用の詳細までわかるようになるので、ぜひ参考にしてください。

在宅医療とは?

そもそも在宅医療とは何かというと、患者が自宅で医師の診察や治療、看護ケアを受けられる医療サービスを指します。
医師を中心に他職種で24時間体制のサポートを行うことも多く、病院に足を運べない患者にとって大きな安心につながるでしょう。

在宅医療は、急な病気やトラブルへの対応よりも、慢性的な症状や加齢、体力低下を支えるためのサービスとして利用されています。

在宅医療についてもっと詳しく知りたい方はこちら
関連記事:在宅医療とは?メリット・デメリットなど始める前に確認したい基本

在宅医療のメリット

在宅医療には、次のようなメリットがあります。

【主なメリット】

  • 住み慣れた場所で生活を続けられる
  • 通院時の負担を減らせる
  • リラックスした状態で治療を受けられる
  • 時間的な制約がない

患者も家族と一緒に過ごせる時間が増えるため、お互いに安心感を得やすくなります。
通院に時間をとられない点も、患者や家族にとっての大きなメリットです。

在宅医療のデメリット

在宅医療には以下のようなデメリットがあることを理解しておかなければなりません。

【主なデメリット】

  • 緊急時の対応が難しい場合がある
  • 家族が一部の看護・介護を負担する必要がある
  • 病院でしか受けられない治療には対応できない
  • 在宅医療を利用するかは自身で決めることになる

入院して治療を受けるのとは異なり、緊急時などの対応が難しい場合があります。
また、家族が看護や介護を行うことによる負担の増加についても考えておきましょう。

サービスを利用するかどうかを決めるのは患者と家族なので、どのタイミングで始めるべきかなどで迷いが生じやすいのもデメリットといえます。

在宅医療の対象者

在宅医療は、希望すれば誰でも利用できるわけではありません。
以下の条件を満たしている必要があります。

【在宅医療の対象者となるための条件】

  • 自宅療養中であり、入院や通院が困難である
  • 入院での治療が必要ではない
  • 終末期療養や退院後の療養を自宅で行いたいと考えている

入院が必要なほどの症状がある場合、在宅医療の対象外となります。
そうではなく、症状が落ち着いていて自宅で対処できる方が対象です。

必ずしも寝たきりの方が対象となるわけではなく、何らかの後遺症で足に麻痺がある、車椅子がなければ移動ができないなどの理由で通院が困難な方も対象となります。

注意点として、在宅医療は原則として医療機関から半径16km圏内での提供に限られます(※)。
しかし、自宅から医療機関が16km以上離れている場合でも、保険が適用されない自費診療であれば相談が可能です。

(※)参考:(PDF)厚生労働省:訪問診療・往診等における距離要件について[PDF]

在宅医療を受けるために必要な費用

在宅医療を受けるにあたり、どの程度の費用がかかるのかについては事前によく確認が必要です。

「訪問診療代+維持管理に必要となる医療費・薬代+介護サービス利用時にかかる費用+その他自費診療にかかった費用など」がかかります。
負担の割合は、通院時と同じで、年齢や収入によって変動するものの1割~3割負担です。

月2回の訪問を希望する場合の費用の目安としては、自己負担1割の方は約8,000円、自己負担2割の方は約16,000円、自己負担3割の方は約24,000円です。
検査や処置、緊急往診を行った場合は、その都度費用が加算されます。

川崎市宮前区では地域包括支援センターが費用面の相談に応じているので、不安な方は事前に相談してみましょう。

在宅医療をサポートするスタッフ

在宅医療は医師が中心となりながら、訪問看護師、薬剤師、管理栄養士、理学療法士、介護支援専門員、訪問介護員などが協力して支えています。
患者の状態によって担当するスタッフは異なるので確認しておきましょう。
さまざまな専門家が連携し、地域全体で患者を支えています。

在宅医療クリニックの選び方

現在すでに通院または入院している病院がある場合は通院中の病院の主治医に、介護保険サービスを利用している方はケアマネジャーに相談しましょう。
他にも、インターネットを利用して訪問医療に対応している病院を探す方法もあります。

可能であれば実際の利用者の声を確認したうえで自分に適したクリニックを選択することが重要です。

在宅医療を始める前に確認したいこと

在宅医療を始める前に、本人の希望や家族の支援体制を整理しておくことが大切です。
ここでは特に重要なポイントを2つ解説します。

本人と家族の気持ち

患者本人が在宅医療を希望しても、家族にとっての負担が大きくなれば成り立ちません。
一方で家族が在宅医療を希望しても患者が病院での治療を希望することもあります。
わからないことがあれば、医師や看護師、ケアマネジャーなど医療関係者に相談しながら進めていきましょう。

在宅医療を受ける目的

在宅医療を受ける目的もはっきりさせておくことをおすすめします。
人により目的は異なるので、回復または現状維持を希望しているのか、看取りまで依頼したいと考えているのかを共有しておきましょう。

目的を明確にすることで適しているサービスも見えてきます。

在宅医療を受ける手続き

在宅医療を受ける場合は、直接医療機関に依頼するか、ケアマネジャーなどを通して依頼することになります。
その後、対面または電話で状況の確認や詳しい案内が行われ、治療方針や具体的な訪問医療の受け方などを決定していく形です。

サービスを利用するにあたり介護保険を利用することも考えられるので、あらかじめ介護保険の要介護認定を申請しておくと安心です。

利用が決定したら申し込み書にサインをし、サービスを利用していくことになります。

通院が難しい状況であれば在宅医療を検討しよう

いかがだったでしょうか。
在宅医療の概要や利用するメリット・デメリット、その他押さえておきたいポイントを解説しました。
かかる費用の目安についてもご理解いただけたでしょう。

川崎市宮前区では地域包括支援センターを中心とした相談窓口も整っているので、慎重に検討できます。
宮前区で訪問医療に対応しているクリニックを探しているのであれば、森島小児科内科クリニックまでご相談ください。
定期的に医師がご自宅を訪問し、何かあった際も、緊急時には24時間365日、往診対応が可能です。

この記事の監修者

佐藤 陽人

森島小児科内科クリニック/診療部長

《資格》

日本脳神経外科学会専門医
日本脳神経血管内治療学会専門医
日本脳神経外傷学会専門医
日本脳卒中学会専門医
日本脳卒中の外科学会
日本頭蓋底外科学会
日本神経内視鏡学会

《略歴》

新潟大学医学部卒業
東京科学大学大学院卒業 医学博士
2020年 関東労災病院脳神経外科 副部長
2024年 東京科学大学脳神経外科 特任助教

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